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経験・未経験問わず、事務職への転職には独特の難しさがあります。
「志望動機が思い浮かばない…」
「求められているスキルがわからない…」
そんな悩みを解決しつつ、転職を成功させるコツをまとめました。
目次
事務職への転職、私の場合
私は新卒で入った会社で6年勤めたあと、現在の会社に転職しました。
理由としては、結婚のため福岡から大阪に引っ越す必要があったという、やむを得ない事情です。
2018年6月中旬に転職活動を開始し、7月中旬に内定をいただきました。なので実質的な活動期間は1か月弱です。
平均的な転職活動期間は3か月といわれていますから、かなり早く決まったことに自分でも驚きました。
考えられる理由としては
・転職理由が明確かつやむを得ないものだった
・複数の転職サイトやエージェントに登録していたので、広く情報を集めることができた
・応募先の企業に求める条件を明確にしていた
などがあります。それぞれの理由について、このあと詳しく解説します。
事務職への転職のコツ①:転職理由を明確にする
私の経験上、企業側が重視しているのは志望動機よりも転職理由とこれまでの経験・スキルであると感じました。
志望動機に関して面接で深く掘り下げられたことはほとんどなかったです。
ただ、「その動機ならうちじゃなくてもいいよね?」と突っ込まれないように、募集要項の「求める人物像」をよく読み、その企業ならではの志望動機を練っておくくらいの準備は必要です。
転職理由は明確&ポジティブに!
私の場合はやむを得ない理由での転職でしたが、そうではない場合は転職理由をしっかりと考える必要があります。
例えば、単に「キャリアアップしたい」だけではなく
「これまでは○○の経験を積んできた→それを活かして○○をやってみたい」
のように、今まで培ってきた経験を踏まえたものにするとより具体性が増します。
このとき、注意点としては「現職(前職)ではそれが実現できない(できなかった)」ということを伝える必要があります。
こんなことがしてみたい!将来こんな風になりたい!とひとしきり語ったあとに
「それって転職しなくても出来ることでは…?」
なんて思われないように、矛盾のない転職理由を考えましょう。
事務職への転職のコツ②:転職サイト・転職エージェントは複数登録!
複数の転職サイトに登録するのはもはや常識となりつつありますが、転職エージェントについても複数登録するのをおすすめします。
私は最大手といわれるリクルートエージェントと、事務職を含む管理部門に特化したMS-Japanに登録していました。
大手上場企業や外資系企業など優良な求人多数|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】
あまり多くのエージェントに登録してしまうと、どのエージェントでどの企業に応募したか分からなくなって混乱したり、担当者とのやり取りも面倒になるので、2つくらいが適当です。
事務職への転職のコツ③:企業に求める条件を明確に!
転職サイトや転職エージェントの求人案件をいくつも見ていくうちに目移りしてしまって、自分はいったい何を求めて転職活動してるんだっけ…?となっていませんか?
売り手市場でたくさんの求人がある今だからこそ、
「これだけは譲れない」
という軸をある程度固めておく必要があります。
私の場合は
・残業代が固定や見込みではなく、実際の勤務時間に応じて支払われる
・通勤時間が30分以内
・最寄り駅から徒歩10分以内
・始業時間は8:30以降(前職は8:15だったので朝がつらかった)
・就業時間は18:30以前(家事の時間を考慮)
以上の5点でした。応募の過程で企業を絞り込む必要が出てきたとき、軸が定まっていると迷う時間を短縮できます。
事務職への転職の注意点
仕事内容は一緒でも…?
特に事務職経験者における注意点ですが、
仕事内容は前職とほぼ同じだけど、細かいところがいろいろ違う…
というように、前職とのギャップを感じる場面が多々あります。
・前職では最新型のパソコンを使っていたけど、転職先は古いパソコンだった
・会計や給与計算のソフトが前職とちがうものだったため、慣れるまで操作に戸惑う
・書類のファイリングや備品の管理など、前職にはなかった独自の社内ルールがある
などなど。今まで当たり前だった環境が転職先にも用意されているとは限らないという点は覚えておく必要があります。
まとめ
以上、私の経験をふまえた事務職への転職のコツと注意点をまとめました。
・転職理由を明確にする
・複数の転職サイト、転職エージェントに登録
・企業に求める条件の軸を定める
・前職と転職先で、ギャップがあることを意識しておく
これらを意識して、ぜひ納得のいく転職をしてほしいと思います。