共働きでも専業主婦世帯でも、家事の分担をどうするかはつねに悩みごとのひとつ。
そして多くの家庭では、なぜか妻のほうに負担が集中しがちですよね。我が家も最初はそうでした。
このままでは家事だけで家にいる時間の大半を消耗してしまう…と思ったので、少しでも不公平感をへらす方法はないか考えてみました。
私はこんなにがんばってるのに…!
結婚当初は私が仕事をしていなかったこともあり、家事の大半を私が担当していました。
花瓶の水替えにはじまり、料理、洗濯、ごみ捨て、食器洗い、アイロンがけ…
一人暮らしならどうにでもなりますが、二人になると洗濯物の量も部屋が汚れるスピードも二倍。どうしても時間と手間が増えます。
「でも私が全部やらなきゃ!だって妻だから!」
という謎の使命感と責任感で、勝手に一人で抱え込んでいました。
そうすると夫は「家事=妻がするもの」と思い込んでしまうんですね。私がせっせと洗い物をしているそばで、のんびり読書なんかしているわけです。
それを見て「私がこんなにがんばってるのにこの人は…でも家事は私の仕事だし…」とひとりモヤモヤ。
いったん家事をやめてみた。
不公平感を感じた私は、少しずつ家事を手放していきました。
初めは小さなことから。
・脱ぎっぱなしの靴下が床に落ちていても放置
・下げられていない食器も放置
・ワイシャツにアイロンかかってなくても放置
など。
とにかく「いつの間にか片付いている」という状態をなくすようにしました。
少しずつ変化が…!
このように私が家事をサボりつづけた結果、少しずつ夫が動くようになりました。
最近では食器洗いをしてくれることも多くなり、アイロンがけは完全に夫の仕事になりました。
「妻がやらないなら自分がやるしかない」という状況を作ったおかげです。勝利!
結論:何でもやってあげすぎない。
妻に家事負担が集中しがちなのって、時間的な制約や得意不得意もありますが、女性のほうが性格的に
「私がやらなきゃ」
って抱え込みやすい人が多いのもあると思うんです。
夫が自分でできることまで、私がやってしまっていないか?と考えてみると、少しは負担も軽くなるはず。