普通の事務職OLだった私がフリーランスになろうと思った理由と、退職前に準備したこと

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こんにちは!なおみです。

社会人になってから7年間ずっと事務職のOLとして働いてきましたが、今年の9月をもって退職しました。

辞めると決めた時点ではほぼノープランだったんですが、現在は友人からの紹介でリモートワークの仕事をしたり、クラウドソーシングでライターをやってみたり、少しずつフリーランスとしての活動を始めています。

ごく普通の事務職OLがなんでフリーランスに?どんな準備をしたの?ということについて書いてみます。

フリーランスになる理由①夫が転勤族

一番大きかったのは、夫が転勤族だからという理由です。

夫の勤め先は全国に拠点があり、何度も転勤しています。まだ結婚前でしたが、最短半年で転勤なんてこともありました。そんなわけで、常に1年後どこに住んでいるかわからないという状況です。

単身赴任という方法もあるけど、結婚前の遠距離恋愛の期間はそれなりにつらかったし、会社から家賃の補助は出ないので単純に家賃が2倍かかることになるのでできれば一緒に暮らしたい。

それに夫は急な思い付きで行動するところがあるので、「やっぱ俺、地元(宮崎)に帰りたいわー」なんて言い出す可能性もあります。

夫が転勤族だから妻は専業主婦、というご家庭も多いけど、できれば私は働き続けたい。自分の収入源を持つことは、精神的な安定と自立にもつながると思っているからです。

そんなことを考えた結果、いつどこに住むことになっても続けられる仕事がしたい→場所を選ばず働くにはフリーランスかな?と考えるようになりました。

フリーランスになる理由②フルタイムの共働きは無理ゲー

フルタイム共働きで家事をするのがつらくなってきた、というのも正直なところです。

夫は料理やアイロンがけなど私の苦手な家事を引き受けてくれていて、比較的協力的なほうだとは思うんです。

それでも平日はどうしても夫のほうが帰りが遅いので、どうしても私の家事負担が大きくなりがちでした。会社帰りにスーパーに寄って買い物をして、仕事で疲れた頭と体でどうにかご飯を作り、洗濯して…なんてバタバタやっていくうちに1日が終わるんですよね。

ほんとは洗い物も済ませてから寝たいけどもう眠いし疲れたから明日でいいや→翌朝時間がなくてできない→夕方の家事は洗い物からスタート、という無限ループでした。

多くの家庭でみんなやっていることなんだろうけど、私はどうしても要領よくこなせませんでした。

仕事にも身が入らず家事も中途半端で、ゆっくり読書や考えごとをする余裕もない。今は二人だからまだいいけど、子供ができたらさらに大変なんじゃ…?

という考えから、時間と気持ちの余裕が欲しいと思うようにもなりました。

当時勤めていた会社にもなじめず違和感を覚えていたこともあり、思い切って辞めてから今後のことを考えることにしました。

フリーランスになるための準備①本で知識をつけておく

ほとんど準備せず勢いだけで会社を辞めた私ですが、「結果的にこれがあったからよかったな」と思うのが、フリーランス関係の本を買って読んでいたことです。

なおみ
フリーランスっておもしろそうだけど、自分には縁のない話だろうな…でも副業とかも流行ってるし、いつかは会社勤め以外の働き方ができたらいいな~

ぐらいのフワッとした気持ちで参考程度に読んでいたのですが、いざフリーランスになろうと思ったとき役立ったし、気持ちの支えにもなりました。

まずはこちら。

世界一やさしいフリーランスの教科書1年生

イラストレーター・漫画家の高田ゲンキさんが書いている、フリーランスを目指す人のための入門書です。

そもそもフリーランスって何?どういう職種があるの?という初歩の初歩から書かれているので、特にスキルもやりたいこともないけどフリーランスについて知りたい、という私のような初心者にはぴったりでした。

確定申告や節税など、フリーランスならではのお金の知識についてはこちら↓

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!

税理士の大河内薫さんと漫画家の若林杏樹さんによる、フリーランスが知っておくべきお金の話をマンガでわかりやすく解説した本です。

社会保険の仕組みや副業が会社にバレない裏技など、会社員でも知っておきたい情報が満載なので、フリーランスにならなくても読んで損はない一冊でした。

フリーランスになるための準備②フリーランスの知り合いをつくる

フリーランスになりたいな~と何となく思っていても、まわりが会社員ばかりだとなかなか実行に移せなかったりします。

実際、フリーランスを経験したことがない人に「会社辞めてフリーランスになろうと思うんだけど…」と相談しても、納得のいくアドバイスはもらえないと思います。

転職や結婚もそうですが、経験していない人に相談するのってあんまり意味がないんですよね。

私がフリーランスになろうと思えたのも、オンラインサロンやTwitterを通してフリーランスで働いている方とたくさん知り合えたのが大きかったです。

実際にフリーランスとして活動をはじめてからも、仕事の受け方や諸々の手続きのことなど、気軽に相談できる相手がたくさんいるのでとても助かっています。

まとめ

以上、私がフリーランスになろうと思った理由と、事前にやっておいてよかった準備について書きました。

まだまだ始めたばかりで収入も安定せず不安はありますが、理想に近い働き方ができているので、会社を辞めたことに後悔はまったくないです。

実際にどんな仕事をしているか、どんなスキルが仕事に活かせるかといったことも少しずつ発信していくので、フリーランスに興味がある方はぜひ参考にしていただけたらうれしいです!